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11月4日 世界自然遺産の森を歩く 晩秋の白神散歩

晩秋の白神山地に行ってきました!

白神山地豆知識♪♪♪

白神山地は、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万haに及ぶ広大な山地帯の総称です。
ここには人為の影響をほとんど受けていない世界最大級の原生的なブナ林が分布し、この中に多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれており、1993年(平成5年)12月に世界遺産(自然遺産)に登録されました。世界遺産登録以前には地元や行政関係者の間では弘西山地(こうせいさんち)と呼ばれていました。

尚、日本の世界自然遺産は5つ「知床」「白神山地」「小笠原諸島」「屋久島」「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」。その内白神山地以外の4つは日本の国立公園に指定されています。そうなんです。日本の世界自然遺産の中で白神山地だけが「ただの山」なのです。

そんな「ただの山」の魅力って何なんだろう?と登山をしない白神ハイキングとは?

里はまだ紅葉真っ盛りでしたが山の中の木々の葉は既に落葉し、とてもしずかな晩秋の山の、茶色の世界に包まれた静かな魅力に触れてきました。

次回は2023年6月初旬に新緑の白神山地ハイキングを企画予定♪ご興味のある方はお早目にご連絡下さい♪♪♪

参加者限定の写真ダウンロードサービスはこちら♪

 

11月4日からの2泊3日。出発一週間前の天気予報はなんと3日間とも雨予報。

出発日が近づくにつれて少しずつ天気予報が変わり、秋田空港に到着すると晴れてるー!!!!!!!

嬉しすぎて小躍りしたくなる気持ちを抑えていざジャンボタクシーに乗り込んで出発。

あれ?この車、山旅人のさぽ旅号と一緒ではないですか!なんだかそれだけで安心できるのはなぜでしょう?

 

貴重な晴れ間なので、早速行程を変更して紅葉が綺麗な君待公園へ。朝早く出発した皆さんは既にお腹ぺこぺこ。

早くご飯旅に行こうよと言っていたのですが、公園に降り立つや否や空腹など忘れて自然の中を歩く歩く(^^)

最後はガイドの斎藤さんに「もっと良いとこ連れて行くからもう行くよー!」と言われてお昼ご飯を食べに。

今回はだまっこ鍋がおいしい藤見屋さんへ。あつあつのお鍋と地元の食材をたくさん使ったお食事を頂き満足。

その後は素波里ダムへ(すばりだむ)

 

黄葉が美しく ダムを眺めると あれ?なんか猫ちゃん発見!ゆっくりとダムを散策し、猿ヶ瀬園地でお茶タイムをしてから向かった先は1日目の宿泊地 ホテルゆとりあ藤里、すぐそばの峨瓏の滝。

 

そしてお宿に着くと本日のスペシャルゲスト 佐々木伊作さんが来てくれました!

二日目もなんとか晴れたり曇ったり。 朝の何気ない里山の風景が関西にはない景色で本当に美しく感じます。

 

出発し、一路 鶴瓶落とし→田苗代湿原→岳岱自然観察教育林→青森県 不老不死温泉へ

晩秋の白神山地は今からやってくる冬を静かに待っているようでした。

斎藤ガイドのお話で、樹木は皆協力し合って生きていることや地下では様々の木々の根が絡まりながら地盤を作っていること。おそらく樹木は根で会話をしてお互いの情報を交換していること。互いに協力し合って生きている森の生態。そして、今私達が立っている足元の根から、藤里駒ケ岳のてっぺんの木に、田苗代湿原を訪れた私達の事を伝えているんじゃないかと茶目っ気たっぷりにお話して頂きました。皆一気に斎藤ガイドの話に引き込まれます。

 

 

お昼ご飯はだまっこ屋さんの美味しいお弁当と採れたのきのこたちで作ったお味噌汁。温まります。

 

岳岱自然観察教育林を散策した後、青森県の不老不死温泉へ。

 

温泉にゆっかり浸かり、波打ち際の露天風呂は明日の楽しみに。

 

一番お天気を心配した最終日。雲は多いけど晴れ間も見える! そして日本海から延びる虹が朝日と共にご挨拶♪
めちゃめちゃ寒かったので露天風呂は遠慮したのですが、数名のお客様はまだ暗いうちから満点の星空を眺めながらお風呂を満喫したそうです。

最終日は白神十二湖へ。実際には湖は33湖あるそうです。今回はメインとなる青池へ散策。雨に降られないだけで、分厚い雲に覆われていたため、真っ青な青池とはいきませんでしたが、群青色の素晴らしい池に出会えました。

森の中でお茶を頂き、斎藤ガイドからブナの種の話、尽きる事のない森の話を聞いて最終目的地の白神カフェへ。

ここでは白神山地でとれた酵母菌からつくられたふわふわのパンを頂くことができます。

梨農園も兼ねているカフェで、梨のジャムや梨のタルトを頂きお腹も心も満腹。

名残惜しいですが秋田空港へ。あ~、まだ帰りたくない!

斉藤さん 3日間 素敵なガイディングありがとうございました。斎藤ガイドのお話を聞きながら歩く白神山地は、「あるがまま」の自然だと感じました。植林された森と人が手を付けていない森の違い。「あるがまま」だからこそ自然に調和して生きている森の姿。その美しさをほんの少し知ることが出来ました。

まだまだ知りたいこと、見たい景色が沢山ある白神山地。今頃はきっと雪景色に変わっていることでしょう。

一度限りではとてもお伝えできない白神山地の魅力。次回は6月です。新緑の白神山地。ぜひお越しくださいね。

ご興味のある方はお早目にご連絡下さい。

ガイド 斎藤栄作美さん

スペシャルゲスト 佐々木伊作さん

添乗員 久保 世里子

おまけ。 帰路の機内から見た景色。穂高連峰が綺麗でした。

 

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