人気の花の白山に行ってきました。
変化にとんだお天気でしたが花も景色も最高の4日間でした。
通常関西からの出発ですと夜行日帰りや1泊程度で行ける白山ですが山旅人では4日間で登山行程とスケジュールをずらし、混雑を避けて楽しむ企画。
公共交通機関は利用せず、通常20名前後の定員となる小型バスを9席に仕様変更した貸切バスを利用。
宿泊は個室利用する等、可能な限り密を避けたプランで満喫してきました。
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待ちに待った花の白山スタートです。登山口にてまずは記念撮影。
別当出合から吊り橋を渡って白山を目指します。
森の中は緑の世界
登山道から花の白山のはじまりです。センジュガンピ(千手岩菲)。
ナデシコ科のすごく印象的な白い花です。
これはサンカヨウ(山荷葉)の実。花は白く可愛い花。実は美味しそうですね。未熟なうちは緑色で熟すと青紫色になっていきます。
ゴゼンタチバナ(御前橘)葉っぱが6枚で花が咲きます。
イワナシ(岩梨)の実です。梨のような食感で梨の味がするそうです。山旅人では植物など採ることは禁止です。
キヌガサソウ(衣笠草)。名前の由来は奈良時代の高貴な人にさしかけた衣笠に見立てた事で付けられたそうです。
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)雪の多い場所に大群落をつくることが多いそうです。
オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)。水辺(溝)に生え、実がホオズキに似てます。
エンレイソウ(延齢草)。山ではよくお目にかかりますね。
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)。花穂を虎の尾に見立てたことからこの名がついたそうです。
ハクサンボウフウ(白山防風)。たくさん見ることができました。細かい花がすごく可愛いです。
お馴染みのニッコウキスゲですがゼンテイカ(禅庭花)といいます。
花をたくさん見ながらいつも間にか南竜山荘が見えました。
私達は南竜山荘の離れのケビンへ移動します。みなさんすごく元気です。
アオノツガザクラ(青の栂桜)。小さい花ですがたくさん見ることができました。
イワイチョウ(岩銀杏)。葉っぱがイチョウの葉に似てます。
イワカガミ(岩鏡)。葉っぱが光沢があり鏡のようです。
そしてケビンに到着。貸切ケビンに2連泊します。夕食は武村ガイドの美味しいお料理をいただき盛り上がりました。
そして夕方晴れ間が夜には満点の星空も見れました。
翌朝はガスのスタート。元気に山頂を目指します。
チングルマ(珍車)もたくさん咲いてました。
オトギリソウ
チングルマの花畑
そしてたくさん群生してました、この紫色の花はなんでしょう?
ハクサンコザクラ(白山小桜)です。
よく見るとユキワリソウにも似てるような気がしますが花の切込みが違いますね。
可愛いやさしい色に癒やされます。
ダイモンジソウ(大文字草)
オオヒョウタンボク(大瓢箪木)
ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
アオノツガザクラ
そしていよいよクロユリ(黒百合)登場です。
大群生にびっくり
イワツメクサ(岩爪草)
イワギキョウ(岩桔梗)
白山山頂到着
みなさん笑顔が最高です。
ツガザクラ(栂桜)
クルマユリ(車百合)
久々に太陽の光を浴びながら歩きます
ハクサンコザクラもキラキラ
昨日まで見れなかった別山
テガタチドリ(手形千鳥)の後ろには別山
笑顔いっぱいの皆さんと楽しい武村ガイドのおかげで充実した4日間となりました。
今年は第2便、来週も予定しておりますがお天気でありますように。
山岳ガイド:武村美一さん
添乗員:岡本哲也・磯谷優(もう顔馴染みの方も多くなりましたが、今年入社しましたピチピチボッカのできる女性スタッフです。ニックネームはゆうちゃんですこれからもどうぞよろしくお願いします。)