日本百名山の旅6 雄大な北海道山岳の象徴 トムラウシ山(2,141m)
皆さんこんにちは。山旅人の代表の堀 祐希です。
おかげさまで山旅人は今年、開業18年。お客様よりアイデアを頂き、これまで山旅人で実施してきた日本百名山をシリーズで紹介させて頂いております。第6回目は雄大な北海道の象徴的な山、トムラウシ山を紹介させて頂きます。
カムイミンタラ(神々の遊ぶ場所)と言われる大雪山系の中でも、象徴的な景色を楽しめる魅力ある山です。
私が初めてトムラウシに登ったのは21歳のとき。当時は日帰り(東大雪荘・短縮登山道往復)の企画が多く、その往復時間なんと13時間。下手すると暗いうちから歩き始めて、暗くなるギリギリに下山。当然花や景色を見ている余裕も無く、正直あまりいいイメージはありませんでした。次に訪れた翌年、イメージは逆転。当時は五色沼から縦走したのですが、花と雄大な景色には圧倒されました。私がテント縦走のスキルを勉強させて頂いたのもトムラウシ山。とても貴重な体験でした。
その後、山旅人を設立後は旭岳からの縦走、天人峡からの縦走、三川台への縦走等、いろいろなアレンジでツアーを実施して来ました。現在は南沼に1泊して山と花と景色を目一杯楽しむプランでご案内しています。どのルートで歩いても、とても素敵な山ですよ。
過去に実施したトムラウシ山のツアーを一部動画のスライドショーでも公開中 動画視聴はこちらをクリック
アプローチはカムイ天上といわれるピークを目指します。そこからコマドリ沢の雪渓を登り、前トム平へ。ここからは延々とハイライト的な登山が楽しめます。
ずっと雄大な景色が続く素敵な登山道です。
もちろんお花畑も
水が豊富な山頂直下の南沼で幕営
時間に余裕があるので、テント場到着日でも、翌朝でも、天気に合わせて山頂を目指す事が出来ます。
お花畑と雄大な大雪山系の眺め。山頂では至福のひととき
ゆっくりと景色を楽しみました。
長いルートでも、テント泊で刻めばゆっくりと楽しめます。
山旅人では希望があれば毎年募集しておりますので、ご興味のある方はお声がけ下さい。
次回は活火山の秀峰 十勝岳をご紹介させて頂きます。