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6月6日出発 海鳥の楽園天売島と焼尻島を歩く

北海道の離島、天売島と焼尻島はどちらも周囲12kmほどの小さな島。天売島はウトウという海鳥の世界最大の繁殖地。夕方に餌をくわえて一斉に帰巣する様を間近で見学できる貴重な島。焼尻島は貴重なオンコの原生林と山野草を見ながらゆっくり散策。両島ともに豊かな自然が残り、のんびりとハイキングを楽しむことが出来ます。また漁船クルーズでは海からも海鳥たちの生態と、断崖絶壁の海岸美も楽しめます。

ガイド:鳥羽晃一さん 添乗員:三木浩嗣

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初日の宿泊は羽幌町の「サンセットプラザはぼろ」。名前どおりの素晴らしい夕陽が見ることができました。

海に沈む瞬間まで見ることができました。利尻山もきれいに見えました。電柱が残念^^;

翌日、羽幌港より高速船に乗ってまずは焼尻島へ。

ハート型の滑り止めの道を通って、花いっぱいの森を散策。マイヅルソウの群生。

ギンランと朴の木の花

素晴らしい景色の中、ランチライム♪エゾカンゾウもたくさん咲いてました。

3日目は天売島をめぐりました。まずは赤岩展望台へ。

アザラシやケイマフリ、海面にはウトウなどの海鳥がたくさんいました。

野鳥は花を愛でながら、ゆっくり天売島を散策。ノゴマとエゾスカシユリ。

海鳥観察舎。断崖絶壁に多くの海鳥がいます。まさに海鳥の楽園です。

午後は船で天売島一周。海からしか見れない断崖絶壁が見応えあります。

オロロン鳥(ウミガラス)を呼ぶためのデコイ(模型)。本物はいるのかな^^;

 

いました!ウトウと一緒に海に浮かぶオロロン鳥(右端のおなかが白い鳥)。2009年には15羽まで減ったオロロン鳥も、保護活動が実って現在は100羽近くまで戻ってきたそうです。

ウミネコの繁殖地・黒崎海岸へも。ものすごい数のウミネコです。

ひなもたくさん育っていました。ウミネコ、アップで見ると目つき悪っ^^;

夜は再び赤岩展望台へ。雛に与える魚を咥えたウトウが日没とともに一斉に帰巣します。80万羽が繁殖する天売島は世界で唯一、ウトウの帰巣が間近に見れる場所です。

魚を咥えたウトウは一目散へ巣穴へ向かうのでなかなか写真が撮れません。魚を咥えてないウトウは、魚を横取りしようと待ち構えてるウトウ^^;

最終日の朝、天売島のフットパスを散策。ウッドチップの歩きやすい道です。餌を巣に持ち帰るアカゲラにも出会えました。

今回2泊お世話になった天売島の萬屋旅館。美味しい食事はもちろん、ご主人の自然なサポートがうれしい、本当に居心地のいいお宿でした。

最後もやっぱり北海道の海の幸を堪能して帰路につきました。

島の方々の長年に渡る努力によって保たれる海鳥の楽園・天売島。鳥や花に精通した鳥羽ガイドをはじめ、出会う人がみんないい人ばかりなのが印象的な今回の旅でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

島が好き、鳥が好き、山野草が好きな方でまだ天売島焼尻島へ行っていない方はぜひ訪れてほしい島です。

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