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高山植物と沢渡り 日高 幌尻岳

沢渡りを何度も渡り返し、日高山脈最高峰の幌尻岳を目指します。氷河地形の山頂稜線はこの時期、高山植物が真っ盛り。達成感と充実感のある登山がお楽しみ頂けます。でもこの山の為だけに沢足袋を購入するのはちょっと…というご意見も。その様なニーズにお応えし、沢足袋のレンタルも行っております。日本百名山の中で唯一沢渡りが一般ルートとなっている山です。その魅力をたっぷりご紹介します。

ガイド:小林孝二さん 添乗:津森豊

参加者の皆様限定の写真ダウンロードサービスはこちらからどうぞ!

幌尻岳の魅力は沢を渡渉して詰め、頂上を目指すことです。
沢登りではありませんが、ちょっとしたへつりルートも体験できて楽しく、
渓流の森は美しく、
そんな特別なロケーションをどんどん遡行していきます。
さて、ここから入水ポイント。
山旅人の渡渉はずっと昔から小林ガイドのアイディアでポールを使用して安定した沢渡をして頂きます。
今年は特に水量が少なく、余裕の状態。
水は澄んで透き通っています。
繰り返し右岸と左岸を行ったり来たり、皆様緊張がほぐれ よく慣れました。
幌尻山荘に到着し、山登りの装備に切り替えます。
さて、こっから登山開始。
稜線に出ればそこは雲上のお花畑。
曇りの予報でしたが、みるみる雲が晴れ素晴らしい天気になりはじめました。
幌尻岳の全貌。カール地形の美しい見事な山容です。
そしてカールの斜面は一面お花畑。
エゾツツジも咲き始めて、
見事としか言いようがありません。チングルマと稜線
来年のパンフレット表紙候補がまた増えました。エゾノハクサンイチゲと戸蔦別岳の稜線
カールの斜面はずっとこんな感じ。
青空も相まって見事としか言いようがありません。
本当に綺麗です。
大雪山系は同じお花の群生が広範囲で咲き誇るのに対して、幌尻岳は色々な花が混生して咲き乱れる感じです。

幌尻岳頂上にてチーズ。稜線の景色をのんびり楽しみました。

さて、長丁場の登山が終わり、夕食は

ジンギスカンで乾杯です!みなさま朝早くからお疲れ様でした!

小屋の管理人稲垣さんと一緒にお写真を撮らせて頂きました。今年もお世話になりありがとうございました。
帰りも渡渉を繰り返し沢を下ります。
この頃になるともう水にも慣れて子供のように水遊びしながら帰ります。
皆様全員、沢渡りをたっぷり楽しんでいただけたようです。

沢渡りと高山植物の山 日高幌尻岳。本来の登山の醍醐味が楽しめる素晴らしい山です。コース定数は43と国内最上級クラスの体力度ですがその分登頂したときの感動はひとしお。山荘に下山してからのジンギスカンの味も格別です。来年も企画しますので皆様の挑戦をお待ちしております。津森豊

 

 

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