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日本百名山の旅3 道東のマッターホルン 斜里岳(1,547m)

皆さんこんにちは。山旅人の専属ガイド 津森 豊です。

おかげさまで山旅人は今年、開業18年。お客様よりアイデアを頂き、これまで山旅人で実施してきた日本百名山をシリーズで紹介させて頂いております。第3回目は北海道の東、道東三山の一つ斜里岳。こちらのブログでは2013年、2016年、2018年に出発したツアーをご紹介します。

前回ご紹介した羅臼岳、今回ご紹介する斜里岳、次回ご紹介する雌阿寒岳の三山を道東三山と呼びます。

知床半島の付け根に位置する雄々しくそそり立つ斜里岳はそのピークの斜里岳の他、南斜里岳、西峰の3つの火口を有するピークからなっている成層火山です。
斜里はアイヌ語で「葦の生えている所」。その名の通りなだらかで雄大な大地に独立した形で聳えているので頂上付近から見下ろす展望には高度感があり雲上の楽園という雰囲気です。

その他の過去に実施した斜里岳ツアーは一部を動画スライドショーでも公開中 動画視聴はこちらをクリック

その山容から地元では道東のマッターホルンと呼ばれ愛されています。

この山の登山の魅力はなんと言っても登山口の清岳荘(670m)から8合目上部(1,230m)まで続く沢が登山道となっていることでしょう。

水蓮の滝から始まり霊華の滝まで7つの滝を巻いて登ります。上層に行くに連れて青空に光る水しぶきを見上げなら詰めていくその登山道のロケーションにはワクワク感が止まりません。決して本格的な沢登りのように難しくはなく、靴も普通に登山靴で登ることが出来る一般登山道です。日本の沢では珍しく、水中の岩の方が滑りにくいのも歩きやすさを助長していますよ!

稜線に出て頂上に向かいます。登山口からずっと登る意欲が途切れない景色の移り変わりが素敵でしょ。

頂上からの絶景はまさに絶景。雲上の楽園と言った雰囲気です。知床半島の羅臼岳も遠望できます!

左から順に2013年、2016年、2018年に登頂の皆様!ガイドはいずれも小林孝二さんです。

下山は抜群の展望を見下ろしながら歩ける尾根コースへ。振り返ると登ったばかりの斜里岳の山容も素晴らしいです!

人気の山なので多くの旅行会社が手掛けていますが、長い登山行程なのでサポート体制のしっかりしたツアー内容、ご自身と気心の知れている、現地をよく熟知しているガイド&添乗員同行で行かれることをオススメします。

次回は雌阿寒岳をご紹介致します。お楽しみに!

 

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