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10月26日出発 国内屈指の大渓谷 大杉谷から大台ケ原縦走 1便目

山旅人専属ガイドの津森豊です!

関西の人気ガイド山内竜太さんと共に三重県と奈良県の県境に位置する大杉谷に行ってきました!

東の黒部峡谷、西の大杉谷と呼ばれるほど、関西の岳人達の憧れの地、台高山系の秘境大杉谷。太平洋から押し迫る雨雲が紀伊半島の山岳地帯にあたり雨となり、場所によっては年間降雨量10mを超え、その大量の雨水は長い年月をかけて深くて急峻な大渓谷を作りあげます。中でも代表的な大渓谷がこの大杉谷。三重県大台町から台高山系の主峰、日出ヶ岳へとつめる関西屈しの人気コース。私達は前後泊をふくめ4日間かけて歩きます。一般的には前後泊せず、足早に2日間で通り抜けるのが主流です。さらに時間を節約する為、下山コースをとる方も少なくありません。しかし滝と淵が連続するこの大渓谷、急いで通り過ぎるのはもったいない。しかもこのコースを下山ルートにしてしまうと、素晴らしい美渓をいちいち振り返って見る事になります。唯でさえ足元の悪い登山道、正直そんな余裕はありません。安全面を考慮しても渓谷ルートは登る事に価値があります。そんな思いから、今回の行程を立案しました。一生に何度も訪れる場所ではありません。ゆっくりと時間をかけて楽しみませんか。苔むした美しい森と大渓谷、数え切れない滝と淵、国内屈指大峡谷を人気ガイドと一緒に楽しみます。

ガイド:山内竜太さん 添乗&サブガイド:津森豊

参加者の皆様限定の写真ダウンロードサービスはこちらからどうぞ! その1(津森撮影)

参加者の皆様限定の写真ダウンロードサービスはこちらからどうぞ! その2(山内ガイド撮影)

 

この山旅のお勧めポイント…

・関西岳人の誇り 大渓谷大杉谷を歩く

・通常なら1泊2日でこなす行程を前泊・後泊を入れてゆっくりと楽しむ

・山中泊の山小屋はお風呂付

・渓谷は紅葉の時期

・最終日もただ帰るのでは無く、素敵な場所にご案内します

山内ガイド。話し上手で安全に皆様をご案内します。

 

山行初日、宮川第三ダムを出発していきなりの危険個所。大杉谷はこのような歩道の連続です。大日嵓付近にて。

 

美しい渓流を眺めるときは足を止めてください。

 

ほっと一息つける苔むした森と、安全なつり橋。

 

危険個所通過後の東屋でのご褒美は・・・

 

滝の景色です。

 

大杉谷は滝の宝庫。

進むたびに新しい様相の滝に出会うことが出来ます。次回、2便目のブログで滝の名前をご紹介いたします。

 

山行初日のクライマックスが近づいてきました。

シシ淵です。絶壁の間に流れる渓流と奥の滝の景観が美しい名所。

せっかく時間にゆとりのある山行です。じっくりとこの美しさを楽しみましょう。

 

シシ淵にてチーズ!

 

明日もお楽しみはまだまだ続きます。

 

山行初日のお宿、桃の木山の家に到着。

 

明るい窓辺でのティータイムと美味しい食事で明日の鋭気を養いましょう。

 

山行2日目。

 

日本名瀑100選の七ツ釜の滝。今日もいくつもの美しい滝を眺めながら進みます。

 

滝のへつり道も斜度がきつくなり、危険個所のレベルが増していきます。慎重に慎重に。

 

休憩と、危険個所の通過を繰り返し、

 

足を止めて美しい渓流や苔むした森のきのこを眺めては、

 

先へ先へと進みます。

 

標高を稼ぐほど紅葉も進み、滝の景色に彩を添えます。

 

さあ、いよいよクライマックス。これで全ての滝を見尽くしました。堂倉吊橋を渡りきって振り返ると・・・

 

堂倉滝!

 

最上部にあってこの水量。圧巻の滝をバックにチーズ!

 

紅葉もだんだんと深くなってきました。足元の落ち葉を踏みしめる音を楽しみながら、

 

最後は日出ケ岳の登頂を残すだけとなりました。

 

日出ケ岳山頂にてチーズ!大杉谷を2日間じっくりと楽しみましたね~♪

 

最終日の大峰大展望と見下ろす紅葉や、

↑御船の滝や ↓蜻蛉の滝など、風景を巡る観光も含め充実した4日間でした。2便目は11月3日から出発です。いいお天気になりますように!! 津森

 

 

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