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6月1日世界自然遺産の森を歩く 初夏の白神散歩♪

6月1日 白神散歩に行ってきました♪

昨年11月に催行した白神散歩 (→ブログはこちら)  晩秋の白神山地もとても美しく感動したのですが、

新緑の季節もとても美しいと聞いてワクワクしておりました。さぁ。待ちに待った新緑の白神散歩スタートです。

参加者限定の写真サービスはこちら!

ブログを読まずとも今年の秋の白神散歩にご興味のある方はこちら!

 

朝早くに伊丹空港に集合、喜んで飛行機になっていざ秋田へ!

飛行機の中からは鳥海山が見えました(*^_^*)

初日は晴れ間が見えるお天気でしたが、空をみるとなんと見事は日の輪と彩雲。

神秘的でとても美しい光景ですが、これは天気が荒れる前兆。

豆知識♪♪♪

【日輪 ハロ】太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロ・日暈(ひがさ)と言います。
ハロは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象。うす~い雲が太陽にかかった時に見えます。
ハロが見られるときは、実は天気下り坂のサインといわれており、低気圧や前線が接近して天気が崩れる前触れといわれているのです。

【彩雲 環水平アーク】高層の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして、太陽の光が屈折して色が分かれて、虹色の輝きが現われるのです。太陽を中心として、出来る位置で名前が変わるそうです。おそらく今回は環水平アークだと思われます。

とりあえずは今日を楽しむ♪ 大欅を見たり藤里町の特産物サホークラムとクレソンの丼、山ぶどう等フルーティーなソフトを食べてテンション⤴⤴⤴で初日を楽しみます♪

銚子の滝、権現の大イチョウ、峨瓏の滝、そして湧き水で作るおいしいコーヒーを自然の中で頂きます。

本日のお宿、ホテルゆとりあ藤里にチェックイン後は、斎藤ガイドによる白神山地のレクチャー。これを聞いているのといないのでは、明日からの散策の楽しみ方が変わってきます♪

さて、迎えた2日目、天気が… ん~… これは雨が降るなということで皆雨具をつけて出発です。

太良峡、田苗代湿原、岳岱自然観察教育林、自然豊かな森を散策します。

雨がきつくなり、お目当てだった水芭蕉がすでに散ってしまっていることから田苗代湿原は残念ながら途中でひきかえしました。帰り道は斎藤ガイドから森のお話を沢山聞かせてもらい、色々な木を観察して楽しい時間に♪

お昼ご飯は岳岱自然観察教育林でだまっこ屋さんの美味しいお弁当と斎藤ガイドと佐々木さん特製のきのこ汁♪♪♪

身体が温まったところで外を見ると大雨~☔☔☔

ですが、くじけません。雨の森こそ美しいはず!と皆で散策に出かけます。

んんん?あれ?なにやら大きな機材を持っている人たちがいます。

実は今回、白神山地が世界遺産登録30周年を節目に、NHK秋田さんが白神山地に長年従事されている斎藤ガイドを取材しに来られていました。残念ながら関西では放送されないのですが、ご参加の皆さんには後ほどDVDをお送りしますね(^^)

ブナの葉は雨が降ると水滴を貯めて幹へ流すようになるそうです。そのためブナの幹はまるで滝のように水滴が流れます。雨が木々と大気を洗い、水を含んだ土が蒸気を出してしっとりと森を包みこんでいきます。森の呼吸する濃厚な空気の中で、何とも言えない美しい光景が広がります。これは残念ながら写真では伝えられません。本当に一度皆さんに見てもらいたい景色です。

そして3日目は素波里ダムから小岳登山口へ。雨は小雨になりましたが、前日の雨でダムの水は濁ったまま。これも自然ですね。小岳に行く道はなんと20KMの砂利道。ドライバーの阿仁タクシー、福嶋さんがゆっくりと丁寧な運転で皆を運んでくれます。途中の看板で【クマ注意ハチ】!気を付けねば💦

小岳登山口から少し散策してネマガリを沢山収穫。散策を引き続き楽しんだりネマガリを向いたり各々楽しみます。お昼ご飯はだまっこ鍋!これが美味しい! 付け合わせでミズのお漬物やキノコのお漬物(?)も。美味しすぎて写真撮るのを忘れてしまいました💦

さて、ここで一路不老不死温泉に向かって出発です。

日本海を北上しながらたどり着いた不老不死温泉。道中分厚い雲が水平線にかかっていて、夕陽は難しいと思われていましたが見えました!有名な海岸にある露天風呂からの景色も素晴らしかったです。こちらは写真がNGなのですが皆さんが一度は入ってみたいと言われるのが頷ける海岸温泉です。

最終日は白神十二湖へ。雨は降らずに済んだものの、すっきり晴れることはなかったので、青池は群青色でしたが、第二の青池と呼ばれる沸壺の滝はとても綺麗な青色の池を見せてくれました。アカショウビンの鳴き声は所々で聞こえとても清々しい森歩きに。

さて、帰るのは名残惜しいですが今回はこれでお終い。最後にしらかみカフェさんによっって美味しいランチを頂いて秋田空港へ。

白神山地は世界自然遺産といっても何か特別なものがあるわけではないのです。国立公園もなく、ただそこに人の手が入っていない森があるだけなのです。ですがそれが何にも増して心を打ちます。それを守ろうとする地元の方たちの思いを感じることが出来ます。豊な自然と厳しい自然の摂理の中で、季節を変えて私達を包み込んでくれる森。白神山地はそんな森だと思います。2023年10月26日出発、2泊3日予定で秋の白神散歩を企画予定です。色とりどりの紅葉に染まった白神山地の森をぜひ一緒に歩いてみませんか? 先行予約募集中です。ご興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

ご参加の皆様 ありがとうございました!!!

ガイド:斎藤 栄作美さん サポート:佐々木 伊作さん 添乗員:久保世里子

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