津森千秋楽4便目 LV4
山旅人専属ガイドの津森豊です!今回は忘年山行登山ということで鳥取県の大山に行ってきました!こちらは4便目ツアーレベル4の様子です。
若旦那と大女将が大奮闘、箸で食べられる幸せの松葉ガニフルコース料理を堪能♪
昨年の冬、ハイキングをしてカニ料理を食べるという企画を津森ガイドが考案、地元ガイド仲間で大山寺にある旅館の若旦那である佐伯勇治さんに宿の予約を依頼しました。佐伯さんはその時、津森ガイドがつぶやいた「かに料理は美味しいけど食べるのが面倒…」という言葉が心に残ったそうです。コロナ禍でお客様が少ない中、大山に来て頂けるありがたいお客様に喜んで頂きたいと大女将(母)に相談、試行錯誤を繰り返し、お箸だけで食べる事のできる楽々かに料理を実現。その熱意は当日ご参加のお客様にしっかりと伝わり、皆さんにとても喜ばれておりました。今回の津森ガイドの千秋楽では両コースとも本場山陰の松葉ガニを使用して、そのお料理を再現して頂きます。山旅人
しっかり歩きの登り納め
「大山の背比べ」という民話の舞台となる孝霊山。山頂からは海に近い位置から弓ヶ浜を見おろすとともに大山とその裾野の全容が見渡せる好展望。タイミングが良ければ山頂付近が冠雪している大山が見られます。今回は佐摩山からの周遊ルートを歩きます。歩行4時間、しっかり歩きで登り納めを楽しみたい方にお薦めのプランです。
現地ガイド:生田裕貴さん ガイド&添乗:津森豊 カニフルコース:佐伯勇治さん
参加者の皆様限定の写真ダウンロードサービスはこちらからどうぞ!
1日目。孝霊山の登山です。孝霊山は昔の呼び名で高麗山。神話では高麗の国の人が大山と丈比べをするために朝鮮半島から船に乗せて持ってきた山と伝えられています。海を越え大山の大きさを目の当たりにし、その大きさに驚愕して自分たちの持ってきた山を投げ出して帰ったと。
大山よりも海に近く独立したその山容は大山寺から見るとまるで富士山の様。
山頂は大山寺とほぼ同じ標高で大山との間にはこれ以外にほとんど大きな山が無いためお互いを見合う形となります。
孝霊山山頂より7合目まで姿をみせている大山。
島根半島、弓ヶ浜と美保湾はすぐそこです。
鳥取、倉吉方面まで日本海が一望出来て最高です。
孝霊山山頂にて弓ヶ浜をバックにチーズ!
今回の登山では登り下りの上手な歩き方も練習しました。
例えば下りのポイントは腰の位置を変化させることで足を置ける場所が増えるということ。
無事下山。雪花荘での松葉ガニフルコースタイム!待ってました~カンパイ!
面倒くさいカニの身を出す作業は全てしてくれてあるのであとは頬張るだけ!
カニ料理に合う日本酒もぐいぐい進んでしまいます~♪
雪花荘の若旦那 佐伯勇治さん。今回もお世話になりありがとうございました~。
〆の雑炊も皆様たっぷり召し上がっていただき、カニ満喫の一夜でした!
2日目は大山寺地区の散策へ。大山寺の宏雄和尚さんに大山の歴史や言い伝えなど、沢山の事を教えて頂きました!
続いて向かうのは昔の大山寺奥の院だった大神山神社。
趣のある古い社殿は神々しく、心新たまる気分にさせてくれます。
社殿を後にして津森が大好きなブナの森へ。
ここは杉の巨木とブナの巨木が共生している極相林。
1300年もの間、信仰の対象として入山を禁じ人の手によってまもられてきた大山の森。その様子がわかる森です。
たっぷり降った雪道の散策道。並べた皆様の足跡を記念撮影!大山の展望と松葉ガニフルコース満喫の2日間でした!
皆様今年一年ご参加頂きありがとうございました~。津森