ツアーレポート

山口から津和野へ。まだまだ続く、ぶらり旅。
前回ご紹介した、武村美一ガイドの「ぶらり山口の旅」。
「羊の会」の下見も兼ねながら、信州から車を走らせ、山口県内をあちらへ、こちらへ。角島、長門、萩、秋吉台……と、今回もたくさんの観光資源を見つけてきてくれました。
そして、武村さんの旅はまだ終わりません。せっかくここまで来たのだからと、さらに足を延ばして巡った場所の写真も届きました。今回は、その「続編」をお届けします。

青い海の上をまっすぐ延びる角島大橋

海と棚田、そして角島へ
山口県北西部、日本海を望む海岸線には、思わず車を停めたくなるような美しい風景が続きます。
稲穂の向こうには日本海。山の田んぼとはまた違った、開放感のある長閑な景色です。

海へ向かって続く東後畑棚田

海を見渡す大展望「千畳敷」
高台に広がる千畳敷も、武村さんお気に入りの場所。一面の芝生の向こうには日本海。空が大きく、海が大きく、ただそこに立っているだけでも気持ちが良さそうです。
山旅人のお客様なら、お弁当を持って、のんびり景色を眺めながら過ごすのも良さそうですね。

日本海を一望する千畳敷

「何かを見る」より、そこにいる時間を楽しみたくなる場所。
こんな場所を見つけてくるのも、武村さんのぶらり旅ならではです。

●旅は県境を越えて、山陰の小京都・津和野へ
白壁や昔ながらの商家が残る殿町通り。夕暮れ時になると街灯が灯り、昼間とはまた違った、しっとりとした風情に包まれます。

夕暮れの殿町通り
白壁が続く津和野の町並み
太皷谷稲成神社

●津和野城跡から眺めた、あの風景
今回、特に武村さんが教えてくれたのが、津和野城跡から見下ろす町の風景です。山に囲まれた小さな盆地の中に家々が並び、その間を川が流れる。石垣だけが残る城跡から眺めていると、まるで昔から時間が止まったような景色です。

津和野城跡から見下ろす町並み

そして武村さんによれば、さだまさしさんの名曲「案山子」に描かれた風景は、この津和野の景色から生まれたのだとか。城跡から眺めると、歌に描かれた故郷の情景が目の前の景色と重なって見えてきます。
ただ景色を見るだけではなく、その土地にまつわる物語を知ってから眺める。
それもまた、旅のおもしろさですね。

●そして、最後まで“ぶらり旅”
津和野をあとにした武村さん。そこからさらに石見銀山、松山城、出雲大社、足立美術館へ。本人曰く、「あとは普通に観光して帰りました」とのことですが……いやいや、十分すぎるほどの大旅行です(笑)。

石垣が残る津和野城跡

信州から山口へ。そして島根を巡り、さらに各地へ。今回もかなりの走行距離です。けれど、実際に自分の足で訪ね、自分の目で確かめ、「ここはお客様をご案内したい」「ここならこんな旅ができそう」と見つけてくれることが、山旅人の新しい旅につながっています。
有名な観光地だけではなく、少し脇道へ入り、地元の景色を眺め、歩いてみる。武村美一ガイドの“ぶらり旅”は、これからもまだまだ続きそうです。