ツアーレポート

世界自然遺産の島・小笠原。大陸と一度も陸続きになったことがないため、海流、風、鳥などによって運ばれてきた動植物は独自の進化を遂げました。原生状態を保つ亜熱帯の森と山を、固有の動植物や鳥をウォッチングしながらのハイキングやトレッキングは、驚きと感動がいっぱいです。東京竹芝港から週1便24時間の船旅で父島へ。現地ガイドとともに父島と母島の手付かずの自然をじっくり歩きます。クルーザーからのザトウクジラ、イルカウォッチングを楽しみながら1日の入島制限のある無人島・南島にも訪れます。

添乗員:三木浩嗣 父島ガイド:マルベリー吉井さん 母島ガイド:フィールドエスコートhilolo梅野さん

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初日は東京で前泊。11時出航なので当日朝移動でも間に合いますが、もし遅延があれば乗船できなくなるので、山旅人の小笠原ツアーでは毎回東京へ前日入りします。
おがじろうに見送られて東京竹芝桟橋を出発。24時間の船旅です。

船上からの夕陽と朝日。

聟島列島が見えてきたら小笠原父島ももうすぐ。

大阪を出発して3日目の11時、父島二見港に到着。山旅人ツアーでおなじみの豊田ガイドがお客様として参加していただきました(^^)
島寿司の昼食をいただき、まずは父島めぐりへ。

父島のガイドは吉井さん。山旅人の小笠原ツアー第一回の2007年から17年のお付き合いです。

まずはウェザーステーションからホエールウォッチング。写真は撮れませんでしたが、遠くにクジラのブロウ(潮吹き)が見れました。

長崎展望台から無人島の兄島を望みます。

父島最高峰・中央山。登山口から片道徒歩10分で登れます。頂上から二見港を望みます。

小港海岸

父島に残る戦跡

海洋センターでウミガメの餌やり体験

ナイトツアーでは小笠原固有種で天然記念物のオガサワラオオコウモリを見学。1日父島を満喫しました。

4日目は南島を目指して一日ボートクルーズへ。お世話になった小笠原自然探検隊ONEの石井船長。

波は少し高めでしたが、無事南島上陸!

豊田さんも喜びの舞(^^)
私は毎年同じポーズ^^;

無人島・南島は現地ガイド同行でないと上陸出来ない島。素晴らしい景色が広がります。

扇浜のヒロベソカタマイマイの半化石。もちろん持ち帰りは不可です。

約1時間半の南島上陸体験、波が高いと上陸することができないので無事上陸できたことに感謝でした。

その後、ホエールウォッチングを楽しみながら父島の周りを周遊。

一枚岩のハートロックを海から間近に望みます。

青の洞窟のようなところへも。小さい船ならではです。

午後からはシュノーケリングへ。海に入るとたくさんの魚と珊瑚が楽しめます。

シュノーケリングしない人は船上からも充分楽しめます。

ウミガメやザトウクジラを見ながら港へ戻りました。

5日目は父島からははじま丸で母島へ。2時間の船旅です。
母島到着後、梅野ガイドと早速合流。梅野さんも第一回以来17年のお付き合いです(^^)

小笠原最高峰・乳房山登山へ出発。早速グリーンアノールがお出迎え。かわいいけど外来種で駆除対象です^^;

梅野ガイドの自然解説を聞きながら、ゆっくり登ります。

巨大なガジュマルをくぐったり、はしごを登ったり。

登山口から約2時間半、乳房山頂上に到着。

頂上からの景色と青い海が本当に素晴らしい。

天然記念物のオガサワラオカモノアラガイも見つけました。本当にちっちゃくてピントも合いません^^;

そしてこちらも天然記念物のアカガシラカラスバトも姿を見せてくれました♪

母島での夕陽は海に沈む瞬間まできれいに見れました。

6日目は母島の小富士へハイキング。都道最南端よりスタート。

登山口より約1時間半で小富士登頂。

南崎の海岸にはたくさんの珊瑚や貝殻が。豊田さんが貝殻を胸に武田久美子ポーズ(^^)

そして梅野ガイドに見送られて母島を後にしました。いつか母島だけで3泊のコースも行きたいなあ。

父島の出航時も盛大なお見送り!

小笠原の旅のクライマックス!涙が止まりません(T_T)
3月は卒業、転勤シーズンで特に盛大です。

翌日15時到着予定が高波の影響で2時間遅れで東京竹芝桟橋へ到着。新幹線で帰路につきました。

ご参加の皆様、長旅お疲れ様でした!またいつか小笠原へ行きましょう(^^)